JOCA活動報告No.47

2017年11月18日

2017全国コットンサミット加古川大会  参加レポート

全国コットンサミット加古川大会にお邪魔しました!

加古川市民会館を舞台に“2017全国コットンサミットin かこがわ”が行われました。歌手の八神純子さんが歌とトークで90分も参加されるという大勢の来場者を想定した盛大な催しでした。もともと靴下の産地であり、産業としての靴下生産をアピールする狙いもあって、行政が後押しというよりむしろ前に出て引っ張っておられるためにかっちりとした進行が印象的でした。ただ、有名なエンタテイナーを起用しての集客とそれ以外の時間帯での集客とでは、どうしても大きな差が出てしまうことは避けられず、この種の催しの企画面での難しさを感じさせられました。

グループ参加はほぼ35ブース程で、その内の半分程度が、“かコットン”なる地元の加古川綿をはじめ、丹波綿、姫路綿、赤穂綿といった兵庫県のかつての綿産地の伝承を受け継いでいこうと努力されている皆さんの出店でした。近距離の範囲でそれぞれ特徴を持った織物等を展開されていたことには驚きがありました。また、奈良のタビオさんの関係から五條高校が参加していたり地元の畿央大学のゼミが参加していたりと綿栽培を通じた教育活動が若い世代にコットンへの幅広い関心を喚起していることがうれしく感じられました。もう一点、加古川の機械メーカーさんが電動の綿繰り機を試作し展示されており価格設定は今のところ60万円程度とのことでした。現在の加古川の綿作りが小さくとも産業として認識されているという意味でも興味深く感じられました。ただ、展示については会場の都合から2箇所に分かれていたので、参観者がばらけてしまったのは少々残念なところです。今後に生かして頂ければと感じました。

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会の最後には大会旗の引渡しがあり、加古川市長からふくしまオーガニックコットンプロジェクトの吉田代表に引継ぎが行われました。吉田代表のお話では、福島では特定の行政主体の開催でなく、あくまでNPOが主体となる手作りの大会を目指したいこと、そしていわき市だけではなくオール福島としての催しであることを目標に掲げたいとのことでした。その意味では県内各地の栽培団体等との地慣らしレベルから始まる調整が必要になるでしょうし、行政のあらゆる段階との折衝も必要になるのでしょう。また、大会当日だけでも、多くのボランティアが必要になるものと思われます。オーガニックコットンに関わる仲間として、JOCAとしても何らかお力添えを出来ることがあればと考える次第です。(竹内理事記)

 

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