JOCA連載コラム vol.25

オーガニックコットンのUV効果

JOCA理事 木村 彰

今年の夏は各地で猛暑と豪雨が猛威を振るっていますが、私の住む山梨県でも7月に
39度を超える日が3日も続きました。特産品である葡萄の栽培は、程よい寒暖の差が
良いといわれていますが、昨今の猛暑続きで「ワイン産地としての優位性が揺らぐので
は」という危機感もあり、ブドウの実を扇風機で冷やすなどの実験が行われているそう
です。猛暑の影響は私たちの身の回りに様々な悪影響を及ぼしています。

また、日中の強烈な日差しは気になるところですが、私たちは、この有害な紫外線から
身を守らなければなりません。

オーガニックコットンがUVカットに優れていることは、よくご存じだと思いますが
試験機関で調べてみると、そのデータには驚かされます。

(一般的に紫外線は、紫外線A波、B波、C波があり、紫外線C波はオゾン層で吸収され、
地表には届きませんが、オゾン層を通りぬけた一部のB波とA波は地表に届き、日焼け
など皮膚に悪影響を与えるのは紫外線B波です。紫外線遮蔽率はA~C波までの全波長
に対してのデータです。)

検査結果はこちら→http://www.joca.gr.jp/download/20130806kensakekka.pdf

画像をご覧いただくと綿は紫外線など外部からの刺激から中にある種を守るために、
まるで赤ちゃんを優しく包むお母さんのように大切に種を守っているのがよくわかります。

厳しい環境変化の中で生き残っていくために綿が本来持っている“自然のちから”は
偉大で、尊いですね。

先日誕生したロイヤルベビーが、お披露目の際に7月の暑い時期にも関わらず、綿の
ニットアフガンに優しく包まれていましたが、私たちも、自然の恵みを活かした素材をより
意識して身に着けたいものです。