【OC栽培コラム】オーガニックコットン栽培日記@2019年 森理事

オーガニックコットン博士こと、森理事によるオーガニックコットン栽培日記。

この度、Facebookページ「オーガニックコットンプラットフォーム」で人気の投稿「森さんのOC栽培日記」をまとめて、【OC栽培コラム】としてリニューアルしました。

森さんのオーガニックコットンへの愛情たっぷりな観察日記です。
オーガニックコットン栽培に挑戦されている皆様のご参考になると幸いです。

*引き続き、FBページ「オーガニックコットンプラットフォーム」の「いいね!」もお願い致します。
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2019年度 森さんオーガニックコットン栽培日記

<2019年5月12日 種蒔き 記録>

(株分けメモ)5/25にT氏に8株。5/29にM氏に9株。

<2019年7月10日 観察記録>

*写真の下の数字は、カメラ記録番号(事務局メモ)
*コーシャハイム:森さん宅の近所の公園。ななつの子:カフェ雑貨店(事務局メモ)

<2019年7月17日 観察記録>

<2019年7月22日 観察>
遅まきながら最初の開花2個、和茶2鉢。さすがに低温日照不足で花が極小。
グラスホッパーがいた。

<2019年8月1日 観察>
成長が2週間遅れ。でも順調に育っている。10種類67鉢。

<2019年8月17日 観察>

<2019年9月10日 観察記録>
昨日、後片付けと掃除をして、塀の内側に押し込んだワタの鉢を定位置に戻しながら点検してTさんから戻ってきたゴエサンの鉢がすごい数の花芽を付けているのを発見しました。当初、育ちが遅く、上のほうだけに花芽があり、下にはもう花芽が付かないと思っていたのがとんでもなくて、下の方にたくさんの枝が伸びて、下記の左側の写真にあるように一枝6個もの花芽が出てきました。数えてみると雌雄一対の枝が16個あり、花芽と咲いている花とコットンボールの合計が43個ありました。全部が収穫できるとは思いませんが、よく頑張っている。以前にインドで聞いたのが、1本の木で50個とか、この木はたぶん超えそう。

他の鉢も上だけ花芽のタイプに、下から花芽がでて咲き始めたのもあります。
収穫も始めました。

福島で入手した農林6号という和綿の開発品種は、花の中心のエンジの斑がなくて真っ白の花、翌日に赤くならず、白いまましおれます、成長が早く、花芽も多く、伯州綿や和茶綿と比較すると大きくてタフです。

今年の2月にトルコ、イズミールで入手したエーゲ海コットンは、アップランドのタイプで成長も早くたくさん実を付けていますが、葉が大きくてうねっていてピマや海島綿のようです。

たぶんアップランドとバルバデンセの交配種、カリフォルニアのアケイラ種と同じタイプでしょう。たぶんアップランドとバルバデンセの交配種、カリフォルニアのアケイラ種と同じタイプでしょう。67鉢と畑の管理で、毎朝6時から手入れ、日焼けして農家の人みたいです。

<2019年9月15日 観察記録>
今年2月、トルコのイズミールからデニズリのスタディーツアーの世話とガイドをしてくれたエルドワンからメールが来た。 Hello, I hope everybody are well. Sending you best wishes from İzmir / Turkey. 作吉さんの友達で素晴らしい人、前田さん、作吉さん、鳥山貴弘さん、森、GOKHANのSerhatと良いツアーだった。

私はどこでも少し自分用に種子をいただく。イズミールでは人がいない、でpickupした。 エルドワンにイズミールコットンの報告がてら綿花栽培日記を更新しようと、全鉢集合をした。

●森さんが育てているコットン鉢の一部
*写真の下の数字は、カメラ記録番号(事務局メモ)
*コーシャハイム:森さん宅の近所の公園。ななつの子:カフェ雑貨店(事務局メモ)



畑20株、ななつの子17鉢、森の庭47鉢、合計84株。 森の庭47個は10種類。ななつの子17個は9種類、畑20株は和綿2種類。

友人のところで水と日照不足、低温で生育不良だったが、8/18に戻ってからみごとに発育したのはなぜ? 私の他のゴエサンはすべての開花が終り、下の葉が黄変しだした。短期栽培のアップランドだからこれが普通、 早く育つ分小さい訳だ。でもこの子(*)は8/18まで成長を抑制され、その後森の庭で肥料と水と日照と高温に恵まれて 他の仲間に半月から1か月遅れで、ここまで成長したと考えられる。私の庭の他の仲間も肥料と水と日照と高温に恵まれ、抑制されず早く育って小さいまま開花し、開絮が始まった。 期間的に可能なら抑制的に育て、根や幹がしっかりしてからベストコンデション にすると収量が増えるのかもしれない。でも地植えだとそうもいかないけど。
*「この子」:自分の子供のように育てているコットン鉢のことのようです。(事務局メモ)

●イズミールのコットン鉢たち

花は大きめで白い斑の無い花が咲き、赤変する。 成長は顕著でアップランドの中では一番強そう。 興味を引くのが、葉の形。色が濃くて葉脈がはっきりし、手のひら型なのに指の間に大きなウェーブができる。 ピマの葉を小さくしたような感じ。このことからアップランドとバルバデンセの交配種と分かる。 ことによるとローラージンアケイラのように種離れの良いアップランドなのかもしれない。 播種の前に繰り綿をやったのに種離れのことは記憶にない。開絮が楽しみ。生長期間は長いのかも。

●農林6号

農林6号は福島の畑から採取。花が白で斑がない、散り際の赤変がない。和綿としては葉が大きい。さすがに開発された品種だと感心する。たくましくて強そう。開絮が始まる。