JOCA連載コラム vol.5
オーガニックコットンとサスティナブルな関係を
JOCA 理事 久米 博康
農薬や化学肥料などを使わずに自然のサイクルに逆らわない方法で、栽培される
オーガニックコットン。
おかげさまで、ここ10年で“オーガニックコットン”の認知度が、どんどん増し
てまいりました。
このせっかくの良い流れを、一過性のブームで終わらせないために・・・
これまで以上に、良いサイクル、信頼関係、チームワークを構築することが重要に
なってくると思います。
あえて難しいオーガニック農法に取り組まれるオーガニックファーマーの方々。
オーガニックコットンの信頼を守るため正しく認証してくださる認証機関の方々。
貴重なオーガニックコットン素材を、素敵な商品に創り上げていくデザイナー、
クリエイター、企画、メーカーなど製造に携わる方々。
オーガニックコットンの意味や魅力を広く伝えてくださるメディアやNPOなどの方々。
オーガニックコットン製品を皆さまにお届けくださる流通、販売に携わる方々。
そしてオーガニックコットン製品の価値を理解し、お選びくださる生活者の皆さま。
どのメンバーが欠けてもサイクルが上手く回らずに、オーガニックコットン生産量は
減少していってしまいます。
生産者と栽培地の周辺環境、そして未来を担う子供たちへの思いやりがあふれる
オーガニックコットン。
”WE SUPPORT ORGANIC COTTON TOGETHER”
今後も皆で力を合わせながらサスティナブルなかたちで、サポートを続けていければと
願っています。