日本オーガニックコットン協会は、人と地球を守る活動をしています。
日本オーガニックコットン協会は、人と地球を守る活動をしています。

100 artists T shirt project

100人のアーティストTシャツプロジェクト

このArtists T-shirtsプロジェクトは1995年にスタートし、2013年に目標の100人を達成いたしました。
オーガニックコットンの生産量は世界の原綿生産量のわずか1%ほどの少ないものです。せめてこの生産量を10%にしたい。きれいな地球を子供たちに残してあげたい。そんな思いで活動している私達に、世界で活躍する100名のアーティストがボランティアで参加してくださいました。

Tシャツの販売は2019年10月に終了いたしましたが、下記の画像より100人のアーティストのデザインをお楽しみください。
長い間ご愛用くださったみなさまとアーティストのみなさまに心より感謝申し上げます。

アラン・フレッチャー
Alan Fletcher 1995年参加
イギリス/グラフィックデザイナー

1972年デザイナー集団「ペンタグラム」共同設立。ロイター、IBM、オリベッティ、ピレリ、ヴィクトリア&アルバート美術館等の大企業や文化団体のCI、カレンダー、サイン計画等を作成。英国のグラッフィックデザインの草分け的存在として50年間活動。2005年永眠。

ブロディ・ノイエンシュワンダー
Brody Neuenschwander 1995年参加
イギリス/カリグラファー

ロンドンでカリグラフィを学び、1988年以降カリグラファー、レタリング、グラフィックデザイナーとして活躍している。ピーター・グリーンウエイ監督の映画の仕事や、世界の文学に関する作品を収録・解説した書籍「Letter Work」の出版等で高い評価を得ている。

ディーター・ラムス
Dieter Rams 1995年参加
ドイツ/インダストリアルデザイナー

1955年家電メーカー・ブラウン社に入社、デザインディレクターを務める。優れた製品機能を機能美として表現することに徹したシンプルなデザインは、グッド・デザインの代名詞とも言われる。彼は戦後ドイツの最も重要なインダストリアルデザイナーとして認知されている。

ジョルジェット・ジウジアーロ
Giorgetto Giugiaro 1995年参加
イタリア/カー・インダストリアルデザイナー

アウディ、BMW、フォルクスワーゲン等、ヨーロッパや日本のカーデザインを行う。フィアット「パンダ」、フォルクスワーゲン「ゴルフ」などの量産車やウェア類、パスタに至るまでデザインする驚異のデザイナーである。

ジェイムス・ミホ
James Miho 1995年参加
アメリカ/グラフィックデザイナー

グラフィックから映像まで、幅広く活躍するデザイナー。
数多くの本を手掛け、ポスターはニューヨーク近代美術館他で永久保存されている。現在母校のアート・センター・カレッジ・オブ・デザインのグラフィック・パッケージデザイン科の科長を務める。

ハビエル・マリスカル
Javier Mariscal 1995年参加
スペイン/グラフィック・プロダクトデザイナー

1982年デザイナー集団「メンフィス」に参加。家具、照明器具、テキスタイル等のデザイン活動を行う。1988年に生みだされたキャラクター「コピー」が「92年バルセロナ・オリンピック」の公式マスコットに選ばれる。スペインを代表するデザイナーである。

岩合 光昭
Mitsuaki Iwagou 1995年参加
日本/写真家

1950年東京都生まれ。地球上のあらゆる地域をフィールドに、大自然と野生動物を撮り続けている。身近なイヌやネコの写真にもファンが多い。
主な著書に『地球動物記』『ちょっとネコぼけ』『岩合光昭のネコ』『ねこ』『どうぶつ家族』『ぱんだ』など多数。「Digital Iwago」http://www.digitaliwago.com

ネビル・ブロディ
Neville Brody 1995年参加
イギリス/グラフィックデザイナー

1981年雑誌「ザ・フェイス」の制作スタッフに参加。1988年「ザ・グラッフィック・ランゲージ・オブ・ネビル・ブロディ」の出版、個展を開催。一躍世界的に名を知られる。以後、マッキントッシュを駆使して、切手デザインからテレビ用グラフィックデザイン等を行う。

石山 修武
Osamu Ishiyama 1995年参加
日本/建築家

1944年生まれ。66年早稲田大学理工学部建築学科卒業。68年同大学院修了、建築設計事務所開設。88年早稲田大学理工学部建築学科教授に就任。様々な分野における設計・デザイン、まちづくり、流通やメディアの研究など、幅広い活動を行なっている。設計とともに文章によって建築の世界を拡げ、また、98年より国内外各地でワークショップを開校し、創造的教育の場の構築に努める。85年「伊豆の長八美術館」で吉田五十八賞、95年「リアス・アーク美術館」で日本建築学会賞、軽金属協会建築賞。96年「ヴェネチア・ビエンナーレ建築展」金獅子賞、98年「日本文化デザイン賞」、99年「織部賞」、2001年度芸術選奨文部科学大臣賞。

八木 保
Tamotsu Yagi 1995年参加
アメリカ/グラフィックデザイナー

1984年エスプリ社のアートディレクターとして渡米。1991年に独立。ベネトン社の香水「トリヴ」のボトルデザインは数々の賞を受賞。1994年、100点に及ぶデザインワークがサンフランシスコ近代美術館に永久保存されている。

五十嵐 威暢
Takenobu Igarashi 1995年参加
日本/彫刻家、デザイナー

アクソノメトリック図法を駆使して立体アルファベットを描き、世界の注目を集める。数多くの企業のためにロゴをデザイン。80年代にはプロダクトデザインに取り組む。1994年に彫刻家に転向し、主に公共空間に石、土、木、鉄の彫刻を制作している。

アラン・チャン
Alan Chan 1997年参加
香港/グラフィックデザイナー

1950年生まれ。東事西韻「西洋と東洋の融合」をコンセプトに活動する。世界各国で500以上の賞を獲得。日本でも数々のプロジェクトを手掛け、東京タイポディレクターズ賞を受賞。彼のポスターと時計は1997年より建築とデザインのパーマネントコレクションとして、サンフランシスコ近代美術館に収蔵。

前田 ジョン
John Maeda 1997年参加
アメリカ・日本/デザイナー&コンピュータエンジニア

日本の伝統的な職人気質の家に生まれ、幼年期より高度な職人芸と作品の美しさを見て育つ。1996年マサチューセッツ工科大学メディア・ラボ助教授に就任、デザイン研究グループ・AESTHETICS&OMPUTATION GROUPをスタートさせた。

原 研哉
Kenya Hara 1997年参加
日本/グラフィックデザイナー

独自の視点から日常や人間の諸感覚に潜むデザインの可能性を提起。2002年より無印良品のアートディレクションを担当。近年は「観光」「家」「新素材」「移動」などから、新たな産業ヴィジョンの構想に注力している。主著に『デザインのデザイン』、『日本のデザイン』。

佐藤 晃一
Koichi Satoh 1997年参加
日本/グラフィックデザイナー

1994年高崎市生まれ。東京芸術大学工芸科卒。資生堂宣伝部を経て1971年に独立。日本人の美意識を未来的に表現し、1988年にMOMA国際コンペ一席をはじめ、内外の受賞、出版、コレクション多数。多摩美術大学教授。

仲條 正義
Masayoshi Nakajo 1997年参加
日本/グラフィックデザイナー

1933年東京生まれ。資生堂宣伝部、デスカを経て仲條デザイン事務所設立。1970~資生堂企業文化誌「花椿」のアートディレクション・デザイン、松屋銀座、ワコールスパイラル、東京都現代美術館のCI計画、資生堂パーラーのロゴ・パッケージデザイン等を手がける。

ノリーン・レイ・福森
Noreen Rei Fukumori 1997年参加
アメリカ/グラフィックデザイナー

五十嵐威暢氏のもとで活動後、1993年バークレーに戻り、その感性に満ちたクラフトや写真、文章を結合させた彼女独自のデザイン世界を確立させた。

フィリップ・プチルーレ
Philippe Petit-Roulet 1997年参加
フランス/イラストレーター

1953年生まれ。パリ出身の漫画家・イラストレーター。日本では、エディトリアル、広告で活躍。主なクライアントに、ルノー、パルコ、日本航空、全日空などがある。

佐藤 卓
Taku Satoh 1997年参加
日本/グラフィックデザイナー

「ロッテ キシリトールガム」「明治おいしい牛乳」等の商品デザイン、「金沢21世紀美術館」のシンボルマーク、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」のアートディレクション、「デザインあ」の総合指導を務める等、幅広い領域で活躍。

舟橋 全二
Zenji Funabashi 1997年参加
日本/イラストレーター

1942年生まれ。多摩美術大学デザイン科卒業。1970年~80年、カナダ及びアメリカに移住。帰国以後フリー。切り紙手法によるイラストレーション制作で、各方面で活躍。近年は公共、環境アートの分野へと活動の幅を広げつつある。

矢萩 喜從郎
Kijuro Yahagi 1999年参加
日本/デザイナー

1952年山形県生まれ。活動領域はグラフィック、エディトリアル、サインを始めとするデザイン領域から、写真、アート、建築、評論、出版と多彩な広がりを見せる。

梅原 真
Makoto Umebara 1999年参加
日本/デザイナー

高知市生まれ。1989年、4kmの砂浜・自然そのものを美術館に見立てた高知県大方町「砂浜美術館」のプランニング。2005年、四万十川流域で販売するものはすべて古新聞で包もう!をコンセプトに「しまんと新聞バッグ」をプロデュース。ベルギーをはじめ世界に展開。現在TOHOKU SHINBUN BAG PROJECT進行中。「考え方でユタカになる」デザインを展開。
著書:「ニッポンの風景をつくりなおせ」羽鳥書店

和田 誠
Makoto Wada 1999年参加
日本/グラフィックデザイナー、映画監督

1936年生まれ。1959年より9年間ライトパブリシティに在籍。独特の似顔絵その他を対象に1969年文春漫画賞を受賞。1977年より「週刊文春」の表紙(絵とデザイン)を担当、現在に至る。映画好きとエッセイの旨さは周知の事実。映画監督作品は、1984年「麻雀放浪記」1989年「快盗ルビイ」がある。1994年幅広い活動が認められ、菊池寛賞を受ける。

マイケル・メイブリー
Michael Mabry 1999年参加
アメリカ/グラフィックデザイナー

カリフォルニア在住。グラフィック、アート、フォトグラファーと幅広い活動を展開。

望月 通陽
Michiaki Mochizuki 1999年参加
日本/染色家、造形作家

1953年静岡生まれ。 染色、陶芸、ガラス絵、紙版画、 ブロンズなど多様な技法を用いて 独自の作品世界を築いている。著述も多く、画文集「道に降りた散歩家」「方舟に積むものは」。月刊「なごみ」にガラス絵と共に執筆中。装画では、光文社古典新訳文庫カバーなど。

古川 タク
Taku Furukawa 1999年参加
日本/イラストレーター

1941年三重県生まれ。フリーのイラストレーター、アニメーション作家として多くの作品を手がける。アヌシー国際アニメーション映画祭審査員特別賞、文芸春秋漫画賞他、受賞。

古川 タクさんから ひとこと
しかしどうやら地球のことを、ほんとにひとりひとりが考えなきゃいけない時代にさしかかったな。10年前に亡くなられた手塚治虫先生が生前、この繊細で壊れやすい<ガラスの地球を救え>というメッセージを残されています。いまこの本を読み返してみると、この10年でよくなったものはほとんどなにもなく。ガラスの地球はいよいよヒビ割れが目立ってきて、ヤバくなってきたな。ほんとに。少しずつ、身近なところから地球の掃除のお手伝いをしていくしかない。自分の得意技を使って。
こどもたちに「なんだよ。ご購入はこちらこんな汚い地球渡して!」って言われるの覚悟で。

加藤 登紀子
Tokiko Katou 1999年参加
日本/歌手

1943年ハルビン生まれ。1965年東京大学在学中、第2回日本アマチュアシャンソンコンクールに優勝しデビュー。「ひとり寝の子守唄」「百万本のバラ」「知床旅情」など数々のヒット曲がある。WWFジャパン評議員、UNEP(国連環境計画)親善大使として活動するほか千葉県の「鴨川自然王国」を拠点として、循環型社会の実現に向けて活動を続けている。本年は自らの日本語訳詞によるシャンソンアルバム「シャントゥーズTOKIKO」をリリース。近著に「絆」(藤原書店)がある。

山城 隆一
Ryuichi Yamashiro 1999年参加
日本/グラフィックデザイナー

1920年大阪生まれ。阪急百貨店、東京高島屋の宣伝部を経て、1959年日本デザインセンターの創立に参加。1973年デザイン事務所コミュニケーション・アーツ・R設立。主な受賞は、朝日広告賞、毎日デザイン賞、広告電通賞等多数。
コラージュと猫といえばこの人をおいて他にいない。1996年郵政省「ふみの日7月23日」切手の意匠を手掛ける。1997年に没。

小島 良平
Ryohei Kojima 1999年参加
日本/グラフィックデザイナー

1939年岩手県生まれ。三愛宣伝部を経て、1963年ライトパブリシティ入社。1976年小島良平デザイン事務所設立。2009年没。AD、デザイン、公共・環境デザイン、パッケージデザインなどで活躍。東京ADC、日本サインデザイン協会、毎日広告デザイン、N.Y.ADC等 受賞多数。コレクション:シャコ美術館、ビクトリア&アルバート 他

青葉 益輝
Masuteru Aoba 2001年参加
日本/イラストレータ1939年東京生まれ。

63~64年朝日広告賞・準朝日広告賞の受賞を皮切りに、82年ブルノ国際グラフィックデザイン・ビエン ナーレグランプリなど、海外の4大ビエンナーレすべて受賞。98年長野冬季オリンピック第一回公式ポスター制作。95年山名賞、06年紫綬褒章受章。

青葉 益輝さんから ひとこと
コットンまでが農薬問題になっているとは気にもしていませんでした。コットンという名からは、自然で優しく、暖かみのあるイメージがありました。化学繊維と違って天然繊維、特に植物繊維は地球にも私達にも優しい繊維だと思っていました。オーガニックコットン普及のためのTシャツデザイン、あえて、アート性の強いものを避け、オーガニックコットンのイメージをデザインしました。普及活動の関係者が着てくれるといいな!

浅葉 克己
Katsumi Asaba 2001年参加
日本/アートディレクター

1940年神奈川県生まれ。桑沢デザイン研究所、ライトパブリシティを経て、1975年浅葉克己デザイン室設立。以後アートディレクターとして日本の広告デザインの第一線で活躍。代表作に西武百貨店「おいしい生活」など。毎日デザイン賞、ADCグランプリ、紫綬褒章など受賞多数。中国雲南省に伝わる象形文字トンパ文字に造詣が深い。東京タイプディレクタークラブ理事長。桑沢デザイン研究所所長。

内田 繁
Shigeru Uchida 2001年参加
日本/インテリアデザイナー

日本を代表するデザイナーとして商・住空間のデザインにとどまらず、家具、工業デザインから地域開発に至る。幅広い活動を国内外で展開。毎日デザイン賞、芸術選奨文部大臣賞等受賞。2007年紫綬褒章受章。専門学校桑沢デザイン研究所所長を務める(2008-11年)。代表作に、山本耀司のブティック、神戸ファッション美術館、茶室「受庵・想庵・行庵」、クレストタワー一連の内部空間、門司港ホテル、オリエンタルホテル広島、ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC他。メトロポリタン美術館、モントリオール美術館等に永久コレクション多数。著書に『プライバシーの境界線』『日本のインテリア全4巻』『家具の本』『インテリアと日本人』『普通のデザイン』『戦後日本デザイン史』など。

内田 繁さんから ひとこと
椅子をデザインして随分長い時間が経ちました。椅子とは、今日を考える上で最も気になるものだとおもいます。そこには、パーソナルな問題からコミュニケーション、そして社会の仕組みまで関わっています。特に日本人にとっての椅子は、私たちの新たな生活文化としての座を支えはじめています。

葛西 薫
Kaoru Kasai 2001年参加
日本/アートディレクター

1949年札幌生まれ。(株)サン・アド。サントリー、ユナイテッドアローズ、とらやなどの広告制作、アートディレクションのほか、CIサイン計画、写真集や小説の装丁、映画・演劇の広告美術など活動は多岐。近著「葛西薫図録1968」ADP刊がある。

川上 元美
Motomi Kawakami 2001年参加
日本/プロダクトデザイナー

1940年兵庫県生まれ。東京芸術大学大学院修了。
アンジェロ・マンジャロッティ建築事務所(ミラノ)を経て、1971年川上デザインルーム設立。毎日デザイン賞、国井喜太郎産業工芸賞、土木学会・田中賞、横浜まちなみ景観賞、グッドデザイン賞金賞などを受賞。

田中 一光
Ikko Tanaka 2001年参加
日本/プロダクトデザイナー

1930年奈良県生まれ。京都市立美術専門学校卒業。カネボウ、産経新聞大阪本社、日本デザインセンターを経て、1963年田中一光デザイン室趣主宰。毎日デザイン賞、N.Y.ADC金賞、毎日芸術賞など受賞多数。.Y.ADCなどに殿堂入り、紫綬褒章受章、文化功労者表彰。ミラノなどでの個展多数。著書多数。2002年永眠、享年71才。

高田 喜佐
Kisa Takada 2001年参加
日本/シューズデザイナー

1941年東京生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。オリジナルブランド「KISSA」で、シューズデザイナーとして出発。青山の「ブティックKISSA」をベースに、大人のためのカジュアルシューズを作り続けている。エッセイストとしても活躍。著書は「大地にKISSを」「靴を探しに」「靴と私の物語・裸足の旅は終わらない」「素足が好き」などがある。2006年永眠、享年64歳。

高田 喜佐さんから ひとこと
2001年、春に発表した、履き口にギャザーのよったフラットシューズ。裸足のような履き心地と、光沢のあるエナメルのカーキ色が特徴です。

長友 啓典
Keisuke Nagatomo 2001年参加
日本/グラフィックデザイナー

1939年大阪生まれ。桑沢デザイン研究所卒。69年黒田征太郎とK2設立。第22回日本宣伝賞山名賞、第37回 講談社出版文化賞・ブックデザイン賞など受賞多数。エディトリアル、イベント会場のアートディレクター、小説の挿絵、雑誌のエッセイ連載など多岐に渡り活動。

長友 啓典さんから ひとこと
Tシャツの基本は白もしくは生成だと思っている。柄を入れるのは不本意だけど着た人が元気になる。楽しくなるようなイラストレーションをと考えた。

日比野 克彦
Katsuhiko Hibino 2001年参加
日本/アーティスト

1958年岐阜市生まれ。東京芸術大学大学院修了。在学中にダンボール作品で注目を浴び、国内外で個展・グループ展を多数開催する他、舞台美術、パブリックアートなど、多岐にわたる分野で活動中。近年は各地で一般参加者とその地域の特性を生かしたワークショップを多く行っている。CAFE HIBINO NETWORK(オフィシャルウェブサイト)

日比野 克彦さんから ひとこと
T-SHIRT大好き!何枚あってもいいよね。すっきりしたこんなのはいかがですか?ORGANIC COTTONでできているというのが一目でわかるT-SHIRTです。

ひびの こづえ
Kozue Hibino 2001年参加
日本/コスチューム・アーティスト

1958年静岡県生まれ。東京芸術大学卒。1988年コスチューム・アーティストとして仕事を始め、雑誌、ポスター、CM、演劇、バレエ、ダンス、映画などの衣装制作、商品開発も手掛ける。毎日ファッション賞など受賞多数。野田秀樹演出「EGG」など舞台衣装の他NHK教育TV「にほんごであそぼ」衣装・セット担当中。

松永 真
Shin Matsunaga 2001年参加
日本/グフラフィックデザイナー

1940年東京生まれ。東京芸術大学卒業。資生堂宣伝部を経て、1971年松永真デザイン事務所設立。毎日デザイン賞、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ金賞、名誉賞、紫綬褒章など受賞多数。PEACEのポスター、ヒット商品のスコッティやカンチューハイなどの日用品から国立西洋美術館、ベネッセなどのCI計画までグラフィックデザイン中心に幅広く活躍中。世界各国85箇所の美術館に多くの作品が永久保存。『松永真、デザインの話+11』(ビー・エヌ・エス新社)他、著書多数。

安西 水丸
Mizumaru Anzai 2003年参加
日本/イラストレーター

1942年7月東京生まれ。AB型。蟹座。日本大学芸術学部美術学科造形卒業。電通、ADAC(NYのデザインスタジオ)、平凡社でADを勤めた後、フリーのイラストレーターとなる。朝日広告賞、毎日広告賞、紀文おいしいイラスト展特選、1987年日本グラフィック展年間作家優秀賞、キネマ旬報読者賞等受賞。東京イラストレーターズソサエティー、日本グラフィックデザイン協会、東京タイポデレクターズクラブ、日本文芸家協会、日本ペンクラブ、各会員。日本大学芸術学部デザイン学科講師。著書に「アマリリス」「手のひらのトークン」「エンピツ画の風景」「荒れた海辺」「青山の青空」「アトランタの案山子・アラバマのワニ」「メランコリーララバイ」「バードの妹」「4番目の美学」「メロンが食べたい」「魚心なくとも水心」「美味しいか恋しいか」など多数。

五十嵐 久枝
Hisae Igarashi 2003年参加
日本/インテリアデザイナー

東京生まれ。1986~91クラマタデザイン事務所在籍。1993イガラシデザインスタジオ設立。商業空間デザインから、インスタレーション・家具・プロダクト・遊具などの開発を手掛け、携わる領域は「衣・食・住・育」と広がり、現在形のデザインを探求している。武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科教授。CSデザイン賞、桑沢賞、グットデザイン賞などを受賞。イガラシデザインスタジオ
http://www.igarashidesign.jp/

植原 亮輔
UEHARA RYOSUKE 2003年参加
日本/アートディレクター・グラフィックデザイナー

1972年北海道生まれ。多摩美術大学卒業後、1997年にDRAFT co.,ltd.に入社。1999年より、D-BROS所属。フラワーベース「Hope forever blossoming」、架空のホテルから生まれるプロダクト「ホテルバタフライ」など、photo/植原 亮輔、D-BROSの商品デザインを手掛ける。その他、ファッションブランド「シアタープロダクツ」や、松下電工バスプロジェクト「i-X」などのグラフィック等。また渡邉良重氏と共に展覧会に出品するなど活動の領域をひろげている。受賞歴はJAGDA新人賞、東京ADC賞、N.Y.ADC賞、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ銀賞受賞等。
http://www.d-bros.jp/

植原 亮輔さんから ひとこと
このカタチはそこに在るのか無いのか・・・“リアル”をいつもさがしています。

北山 恒
KITAYAMA KOH 2003年参加
日本/建築家

1950年生まれ。architecture WORK SHOP主宰。横浜国立大学大学院/建築都市スクール“Y-GSA”教授。2010年ヴェネチア・ビエンナーレ建築展日本館コミッショナー。主な作品に「洗足の連結住棟」(日本建築学会賞、日本建築家協会賞)、「祐天寺の連結住棟」(日本建築学会作品選奨)。
http://www.archws.com/

五味 太郎
GOMI TARO 2003年参加
日本/絵本作家

1945年東京生まれ。子どもから大人まで幅広いファンをもち、その著作は350冊を超える。また、世界各国で翻訳された絵本も30種類12カ国に拡がっている。サンケイ児童出版文化賞、ボローニャ国際絵本原画展、東独「世界でもっとも美しい子どもの本」展、国内造本装丁コンクール、路傍の石文学賞など多数の賞を受賞。

平野 敬子
HIRANO KEIKO 2003年参加
日本/デザイナー

コミュニケーションデザイン研究所所長。主な仕事は、東京国立近代美術館のシンボルマーク、VI計画。NTTドコモ携帯電話F702iD Shosaのトータルデザイン。2006年より婦人画報の表紙ディレクション。2001年毎日デザイン賞受賞他受賞多数。

平野 湟太郎
HIRANO KOTARO 2003年参加
日本/デザインディレクター

1959年東京生まれ、日本橋で育つ。1981年から猪熊弦一郎画伯に師事。1987年現在の平野湟太郎デザイン研究室を設立。「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」のVIを契機として、以後「東京国立博物館 法隆寺宝物館」「国立国会図書館関西館」など、サインデザインを手がける。公共施設や企業CIのトータルなコミュニケーションデザインを担当している。2002年「国際宇宙ステーション」シンボルマーク日本代表。東京TDCタイポディレクション金賞、JAGDA新人賞、ニューヨークADC銀賞、同特別賞、SDA賞優秀賞、SDA賞大賞・経済産業大臣賞、ディスプレイ産業優秀賞・経済産業大臣官房商務流通審議官賞、グッドデザイン賞・日本商工会議所会頭賞などを受賞。

深澤 直人
NAOTO FUKAZAWA 2003年参加
プロダクトデザイナー

1956年 山梨県生まれ。多摩美術大学プロダクトデザイン学科卒。1989年 渡米、IDEO入社。2003年 NAOTO FUKASAWA DESIGN 設立。世界を代表するブランドや日本企業のデザインやコンサルティングを多数手がける。国内外のデザイン受賞歴多数。2007年ロイヤルデザイナー・フォー・インダストリー(英国王室芸術協会) の称号を授与される。2010~2013年グッドデザイン賞審査委員長。多摩美術大学統合デザイン学科教授。日本民藝館館長。

深澤 直人さんから ひとこと
コットンと聞いて白い綿を思い起こす。植物の綿を見たことがない人も多いし、この綿からオーガニックコットンができているということを知って欲しいから、綿の絵を描いた。

松井 龍哉
MATSUI TATSUYA 2003年参加
日本/ロボットデザイナー

Flower Robotics Inc.代表。1969年東京生まれ。1999~2001年北野共生システムプロジェクトにて視聴覚統合研究用ロボット「SIG」,人間型ロボット「PINO」などをデザイン。2001年Flower Robotics Inc.を設立し、「Posy」、「P-noir」、「Palette」などのロボット開発に注力する。作品コンセプト:地球への肯定、運動への肯定、生きることへの肯定。

吉田 カツ
YOSIDA KATSU 2003年参加
日本/イラストレーター

1940年兵庫県生まれ。大阪美術学校卒。デザイナー、AD、を経て1974年よりイラストレーター・カツを名乗る。以後、類まれなる感性と奔放な表現力でイラストレーション界を席巻。その活動は、いまやイラストレーションにとどまらない 。成熟する絵画への鋭い傾斜を描いている。個展19回、作品集19冊。ADC賞など受賞。

あべ 弘士
Hiroshi Abe 2005年参加
日本/絵本作家

1948年(昭和23年)、旭川市生まれ。旭川市旭川動物園飼育係を25年間。その動物達の絵を描き続けてきた。1996年、動物園勤務を退き、絵本作家として活躍中。『旭山動物園日誌』『どうぶつえん物語』『ゴリラはごりら』1999年『ゴリラにっき』『あらしのよるに』シリーズは100万部を突破。

大塚 いちお
Ichio Otsuka 2005年参加
日本/イラストレーター

1968年新潟県上越市生まれ。「8月のキリン」(キリンビール)のパッケージイラストを手がける。GIONGO GITAIGO J”ISHO」(ピエ・ブックス)で東京ADC賞受賞。著書に「スウィート・サインズ」(ピエ・ブックス)、「ことばあそび3年生」(理論社)、「ダライ・ラマLOVE?愛ってなんだろう」(マーブルトロン)など。書籍、広告、音楽関係など数多くのイラストレーションを手がける。

假屋崎 省吾
Shogo Kariyazaki 2005年参加
日本/華道家

華道家。假屋崎省吾花教室主宰。美輪明宏氏より「美をつむぎ出す手を持つ人」と評され、繊細かつ大胆な作風と独特の色彩感覚には定評がある。著書に『花筺』『花暦』(メディアファクトリー)『假屋崎省吾の百花繚乱』『假屋崎省吾の食卓にあふれる愛』(講談社)他多数。テレビ・雑誌・新聞など幅広い分野で活躍中。假屋崎 省吾 ホームページ:
http://www.kariyazaki.jp/

假屋崎 省吾さんから ひとこと
「花からはじまるライフスタイル、花は心のビタミンです。」私が、デザインいたしましたTシャツをお求めいただいた方、お召しになって下さった方がバラ色の人生でありますようにと願いを込めました。

新村 則人
Norito Shinmura 2005年参加
日本/グラフィックデザイナー

1960年山口県浮島生まれ。漁師の家庭で、8人兄弟の8番目として育つ。小学校4年の時に赴任してきた伊藤哲之先生の授業でポスターの魅力にはまり、デザイナーを目指す。大阪デザイナー学院卒業。松永真デザイン事務所、広告代理店I&S/BBDOを経て1995年新村デザイン事務所設立。主な仕事に資生堂、無印良品キャンプ場、日本マクドナルド、エスエス製薬、角川書店、新村水産、東京オリンピック招致など。主な受賞に、JAGDA新人賞、毎日広告デザイン賞最高賞、環境広告賞大賞、ニューヨークADC銀賞・銅賞、ブルノ国際グラフィックデザインビエンナーレ金賞、世界ポスタートリエンナーレトヤマ銅賞、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ銀賞、寧波国際ポスタービエンナーレ金賞、東京ADC賞など。JAGDA、ニューヨークADC会員。

新村 則人さんから ひとこと
このTシャツのビジュアルは、川辺で見つけた「こけ」の一種を魚拓のようにして複写したものです。自分では「葉拓」と言っていますが。オーガニックコットンのやさしさを思い制作しました。

添田 あき
Aki Soeda 2005年参加
日本/イラストレーター

1964年神奈川県生まれ。女子美術大学卒業。デザイン事務所等を経て、1994年秋よりフリー。

武田 双雲
Souun Takeda 2005年参加
日本/書道家

書道家。1975年、熊本県生まれ。東京理科大学理工学部卒業。3歳より書道家である母・武田双葉に師事し、書の道を歩む。大学卒業後、NTT入社。約3年間の勤務を経て書道家として独立。音楽家、彫刻家などさまざまなアーティストとのコラボレーション、斬新な個展など、独自の創作活動で注目を集める。2003年、中国上海美術館より「龍華翠褒賞」を受賞。同年、イタリア・フィレンツェにて「コスタンツァ・メディチ家芸術褒賞」を授章。映画「春の雪」、「北の零年」、テレビ朝日「けものみち」、TBS50周年大河ドラマ「里見八犬伝」、愛知万博「愛・地球博」のグローバルハウス各ブースほか、数多くの題字を手がける。また、フジロックフェスティバル、ロシア・モスクワ、スイス、ジュネーブでのイベントなど、国内・海外問わず多くのパフォーマンス書道を行なっている。近年では、ホテルや百貨店などで斬新な個展を開催。また、2008年6月14日開通の東京メトロ地下鉄副都心線、明治神宮前駅にバブリックアートとして「希望」の作品を提供。2009年のNHK大河ドラマ「天地人」の題字も揮毫している。また、オリジナルの書道講義が話題を呼び、「NHK課外授業ようこそ先輩」日テレ「世界一受けたい授業」に出演するなど、様々なシーンでワークショップを行っている。また、講演会やイベント、セミナーなどへの出演も多数。書道教室「ふたばの森」主宰。250人を超える門下生に指導を行なっている。著書 作品集『たのしか』『絆』(ダイヤモンド社)『「書」を書く愉しみ』(光文社信書)『書愉道』、『しょぼん』『書本』(池田書店)『ひらく言葉』(河出書房新社)『カルボナーラばかり注文するな』(春陽堂書店)『書の道を行こう~夢をかなえる双雲哲学~』(PHP研究所)『武田双雲 戦国武将を書く』(ぴあ)『武田双雲にダマされろ』(主婦の友社)『武田双雲の墨書七十二侯』(朝日新聞出版)『上機嫌のすすめ』(平凡社)『双雲流コミュニケーション術』(毎日新聞社)『はじめてのお習字』(幻冬舎エデュケ-ション)『知識ゼロからはじめる書道入門』(幻冬舎)『こころをつよくすることば』(日本出版社)『だからこそできること』)(主婦の友社)がある。

武田 双雲さんから ひとこと
オーガニックコットンTシャツの何ともいえない、着心地と、色合いのファンです。今回、参加させていただいて書とTシャツの関係についても、色々と考えさせられました。ありがとうございました。

永澤 陽一
Yoichi Nagasawa 2005年参加
日本/デザイナー

1980年モード学園卒業後渡仏。TOKIO KUMAGAIデザイナーとして11年を経て帰国後、1991年(株)STILを設立。翌年から「YOICHI NAGASAWA」コレクションを発表。1997年春夏より発表の場をパリに移す。一方で、数々のブランドプロデュースや東京地下鉄の制服デザインなど幅広く手掛ける。2005年より金沢美術工芸大学大学院ファッションデザインコースの専任教授に就任。

永澤 陽一さんから ひとこと
オーガニックコットンのTシャツデザイン、ということでストレートに表現いたしました。

藤森 照信
Terunobu Fujimori 2005年参加
日本/建築史家・建築家・工学院大学教授・東京大学名誉教授

1946年生まれ。著書に「明治の東京計画」「建築探偵の冒険 東京編」「建築探偵、本を伐る」「丹下健三」「原・現代住宅再見」「歴史遺産日本の洋館」「日本のステンドグラス」「藤森照信の美術館三昧」等多数。建築作品に「タンポポ・ハウス」「ニラ・ハウス」
「熊本県立農業大学学生寮」「高過庵」等、自然をいかした建築設計に取り組む。

藤原 大
Dai Fujiwara 2005年参加
日本/イッセイ ミヤケ クリエイティブディレクター

多摩美術大学デザイン学部染織科卒業後、1994年に三宅デザイン事務所社。ISSEY MIYAKEのコレクションデザインスタッフを経て1998年より三宅一世とともにA-POCプロジェクトをスタートさせる。「A-POC」にて三宅一生とともに2000年度グッドデザイン大賞を受賞。「A-POCのデザイン」にて2003年度毎日デザイン賞を受賞。2006年10月よりISSEY MIYAKEクリエイティブディレクターに就任。

ユン・ホソブ
HOSEOB YOON 2005年参加

1943年ソウル生まれ。第17回世界スカウトジャンボリーの公式ポスター等を手がけて以来、教育と環境、デザインと環境を融合させる努力を続けている。1995年より国民大学造形大学学長、環境デザイン研究所所長を歴任。現在も視覚デザイン課教授として教鞭をふるっている。
公式サイト:http://www.greencanvas.com/

ユン・ホソブさんから ひとこと
人間と親しく、善良で賢いイルカをオーガニックコットンと同一の線上で連想してみました。自然が持つ心の広さと、親密感を表したかったのです。このTシャツを着る人の心も、そうなることと確信しています。

秋田 寛
Kan Akita 2007年参加
日本/グラフィックデザイナー

1981年東京造形大学造形学部デザイン学科卒業。(株)田中一光デザイン室を経て、1991年アキタ・デザイン・カン設立。1999年より東京造形大学教授。1991年JAGDA新人賞、1993年ADC原弘賞、1996年N.Y.ADC銀賞受賞など国内外で受賞多数。2012年永眠、53歳。

秋田 寛さんから ひとこと
日常生活の中で「エコロジー」や「サステナビリティ」をちゃんと意識すると、正直なところ窮屈な気分になる。オーガニックも同じように思う。生産性や効率を優先する世の中だから、時代の進化と逆行するような危機感を少し感じてしまう。一方で、人間たちのエゴによる無謀な進化が、多くの大切なものを切り捨ててきたこともさすがに理解しているつもりだ。地球環境のことについて自分自身が、もっと気楽に、そして自然体で関わっていきたい。それには、まず、オーガニックコットンのTシャツを着ることが、その始まりだと思っている。年を重ねて、多くのアーティストたちが賛同し、
たくさんのアーティストTシャツが揃ってきた。これからさらに大きなムーブメントになることを期待している。

秋野 暢子
Yoko Akino 2007年参加
日本/女優、自然派コメンテーター

1957年1月生まれ。大阪府出身。1975年NHK朝のテレビ小説「おはようさん」主役で女優デビュー。以後バラエティ番組司会、自然派コメンテーター、美容、健康、アンチエイジングダイエットマイスタなどマルチな才能を発揮、幅広く活動をしている。50才を迎えた今年は原点を振り返り精力的にドラマ、映画に挑戦している。

アリカワコウヘイ!
Kohei Arikawa 2007年参加
日本/クレパス画家

高校1年生の終わりに阪神大震災がきっかけで大阪から沖縄へ移住し、感性が多感な時期を沖縄で過ごす。プロ野球選手になるのを夢見て幼少から野球筋だったが、24歳の時ふとしたきっかけで絵を描くことに興味を持ちはじめ、絵の具よりも 素朴で親しみやすいクレパスに描く楽しさを感じるようになる。絵を描きはじめて1年で絵描きとして独立し沖縄にアトリエを構える。現在では、県内外での展覧会、TV、CM、雑誌、ショップデザイン、グッズデザイン、キュレーション、モデルなど絵描きの枠にとらわれることなく活動の範囲を広げている。「音楽を聴くようにアートがもっと人々の生活に身近になるように橋渡しができれば ~ 」と情熱をのぞかせるように、見ているだけで元気が湧いてくる明るい色使いとほのぼのとした温かさのある作風は、人々の心にダイレクトに届いてくる。「HAPPY PORTRAIT」と題した笑顔の似顔絵が大人気。

上野 岺三
Uwano Reizo 2007年参加
日本/絵本作家

1933年生れ。武蔵野美術大学西洋画科卒業。AJAC会員。絵画教室、演劇の舞台装置・宣伝美術、児童劇や子供バレエの美術などを手がける。絵本に「かげぼうし」「するするする」「にらめっこ」「ねむると」「ざ・・・ぶん」「よる」「ゆうぐれ」「みあげると」「だいかんらんしゃ」(鈴木出版)など。2011年永眠、享年78歳。

上野 岺三さんから ひとこと
れいぞうは脳梗塞に倒れ、後遺症が重く、言語や手足が不自由でした。そんな状態でも、日々、色や形を楽しんで描いていました。それらの作品がTシャツになり、多くの方たちに喜んで頂けて嬉しいです。どんなになっても前向きに生きたい気持と、環境を守る願いは同じです。

宇野 亜喜良
Akira Uno 2007年参加
日本/イラストレーター

1934年名古屋生まれ。名古屋市立工芸高校図案科卒業。日本デザインセンター、スタジオ・イルフイルを経てフリー。日宣美特選、日宣美会員賞、講談社出版文化賞挿絵賞、サンリオ美術賞、赤い鳥挿絵賞等を受賞。1999年紫綬褒章受章。東京イラストレーターズソサエティ会員。

クリスティアン・アルミンク
Christian Arming 2007年参加
オーストリア/新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督

1971年ウィーン生まれ。若い世代の中で最も活躍している指揮者の一人。2003年9月より新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督に就任。現代音楽を積極的に取り上げるなどの独自のプログラミングで好評を得ている。新日本フィルハーモニー交響楽団ホームページ:http://www.njp.or.jp/njp/

クリスティアン・アルミンクさんから ひとこと
アーティストTシャツ・プロジェクトが、多くの方の労力と情熱によって進行していることに喜びを感じています。私は、家庭では有機野菜などのオーガニック食品を使い、地球の環境を保持する働きをサポートしています。このプロジェクトが、たくさんの人たちに、私たちの惑星の未来について考えていただくきっかけになれば幸いです。

黒田 征太郎
Seitaro Kuroda 2007年参加
日本/イラストレーター

1939年大阪生まれ。米軍軍用船乗務員など多くの職を経て、1969年長友啓典氏とK2設立。1992年米国ニューヨークにアトリエを構える。2004年よりPIKADON PROJECTを展開。現在に至る。

黒田 征太郎さんから ひとこと
花がさきますように。

Junichi
Junichi 2007年参加
日本/ドローイングアーティスト

1989年生まれ、兵庫県西宮市在住。6才で訪れたNYに刺激を受けてドローイングでの創作を始める。8才で個展活動をスタート。10才で作品集を出版。NY,韓国ソウルでの個展を開催。17才でルイ.ヴィトンのウィンドウ・インスタレーションにアーティスト参加。OVE&PEACEをテーマに創作を続けている。
オフィシャルサイト http://www.junichiworks.com

アートでの環境チャリティー活動も展開中。

寺岡 直明
Naoaki Teraoka 2007年参加
日本/福祉施設利用

1965年札幌生まれ。以前作業に通っていた福祉施設の創作活動の時間に描き始める。同じ時間に、同じ場所でたんたんと自分のペース、スタイルで制作する。

寺岡 直明さんから ひとこと
Q:いろいろな人にTシャツを買ってもらいたいですか?Teraoka:買ってもらいたいです。Q:てんとう虫は好きですか?Teraoka:好きです。赤と黒の色模様が好きです。Q:絵を描くのは好きですか?Teraoka:好きです。楽しいです。Q:インターネットやTシャツを見てくださった方にメッセージをお願いします。Teraoka:たくさんの方にTシャツを着ていただけると嬉しいです。Q インターネットを見てくれた人にメッセージをお願いします。Teraoka: ありがとうございます。

森下 洋子
Yoko Morishita 2007年参加
日本/舞踏家、バレリーナ

松山バレエ団団長 プリマバレリーナ 広島県出身。3歳よりバレエを始め、1974年ヴァルナ国際コンクールにて金賞を受賞、その後文化庁芸術祭大賞、日本芸術院賞、ローレンス・オリビエ賞を受賞。海外のステージでも幅広く活躍し、1997年には女性最年少の文化功労者として顕彰される。現在、松山バレエ団のプリマバレリーナとしてバレエ団の創造活動の要として活躍。国際コンクールでも審査員をつとめる。2001年、舞踊暦50年を迎え、松山バレエ団団長となる。2002年12月、日本芸術院の新会員に就任。

吉川 壽一
Juichi Yoshikawa 2007年参加
日本/SYOING-ARTIST

1943年福井市生まれ。「毎日書道展グランプリ」「福井市民文化賞」「毎日書道顕彰」など受賞。北京、パリ、ドバイ、上野の森美術館等で多くの個展を開催。2003年NHK大河ドラマ「武蔵」の題字、講談社MANGA「バガボンド」「ジパング」「カバチタレ」のタイトルを揮毫するなど幅広い活動を展開。仏エルメス社のスカーフのSYO作品を制作する等、活動の場を日本から世界へ拡げている。

ジョナサン・バーンブルック
Jonathan Barnbrook 2009年参加
イギリス/グラフィックデザイナー

ロンドンを拠点に1990年に活動を開始して以来、グラフィックデザインの枠を越えた活動を展開、斬新な作品を世に送りだし、数多くの賞を受賞、また議論を巻き起こしている。印刷デザインから工業デザイン、タイプフェイス・デザイン、そしてテレビコマーシャルに至るまで、手掛ける分野は幅広く、世界中の多岐にわたるクライアントを持つ。

ジョン・パトリック
John Patrick 2009年参加
アメリカ/ファションデザイナー

1961年生れのニューヨーカー。1982年よりファッションデザイナーとして活躍。オーガニックコットン素材を使った“organic”ブランドを立ち上げ、成功をおさめている。

ジョン・パトリックさんから ひとこと
“Thru slow and careful work the ORGANIC movement happens.
I believe in finding the solutions to the Questions”. People must Question where things originate from- do not be afraid to ask- Transparency is an Organic policy.

千住 博
Hiroshi Senju 2009年参加
日本/日本画家

1958年東京生まれ。東京芸術大学大学院博士課程修了。1995年ヴェネチア・ビエンナーレで東洋人初の優秀賞受賞。国際的に作家活動を続ける一方、京都造形芸術大学学長を務める。2010年日本国政府の依頼によりAPEC JAPAN 2010の会場構成を担当。2011年軽井沢千住博美術館開館。

千住 博さんから ひとこと
私の住んでいる郊外には朝晩鹿たちが姿をあらわします。彼らを見ていると自然のすばらしさ、生命力にいつも心打たれます。

高橋 政巳
Masami Takahashi 2009年参加
日本/樂篆家

昭和22年(1947年)福島県生れ。篆書を始めとする書を通じ、文字の持つ素晴らしい歴史的意味や美しさの伝承に幅広い活躍をしている。また、木や石等に漢字を彫る刻字家としても活躍。漢字の源である象形・甲骨・周時代の金文等を祖形として、独自にデフォルメされたその創作的書体は、現代の漢字にはない新鮮さと、人々を魅了する独特の美しさがある。

高橋 政巳さんから ひとこと
今回、題材にしたのは、中国の十二宮を獣に置き換えた、暦法の十二支です。古代より貴重な繊維であった綿花、その発祥は何千年もの時代に遡ります。この綿花と同じ時代の古代文字(殷時代の金文)を現代風に筆致表現いたしました。

戸田 正寿
Seiju Toda 2009年参加
日本/アートディレクター

HEIAN展(東京都写真美術館、ロスアンジェルス、2008サンタフェ)、2008年G8洞爺湖サミットアートディレクション他。キュレーターとしてニューヨーク黒澤明ドローイング展(ニューヨーク、森美術館)、ヴェンダース写真展(表参道ヒルズ)。ニューヨーク近代美術館、ハンブルグ美術館、その他30の美術館でコレクション。

戸田 正寿さんから ひとこと
植物人間をイメージしました。すべての生き物は、何らかの形で、息をしています。石も、草もetc・・・生きている。僕もオーガニックを愛用しています。心と肉体が豊かになるでしょう。

永井 一正
Kazumasa Nagai 2009年参加
日本/グラフィックデザイナー

1929年大阪生まれ。1960年日本デザインセンター創立に参加。現在最高顧問。JAGDA理事。亀倉雄策賞、ADCグランプリ、毎日デザイン賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、旭日小授章、ワルシャワ、ブルノ、モスクワ、ベルリン、クロアチア等で最高賞。

永井 一正さんから ひとこと
人と地球に優しいオーガニックコットン製品は素晴らしいと思います。Tシャツをデザインするにあたって、着る人も、それを見る人々も、
とても優しい気持ちになってほしいと願いました。明るい黄色のオーガニックな「かたち」をとりまいて、
動物たちが楽しく語らい、天使が優しく微笑みながら見守っているさまを描きました。

信國 太志
Taishi Nobukuni 2009年参加
日本/BOTANIKA, taishi nobukuniデザイナー

1996 年セントマーティン美術学校、修士課程を修了。1998 年TAISHI NOBUKUNI を設立。2005 年毎日ファッション大賞 新人賞受賞。2007 年TAISHI NOBUKUNI を「BOTANIKA/taishi nobukuni」へ変名。

信國 太志さんから ひとこと
地球と一体化した意識を表現したくて、服の中の地球を置いてみました。

服部 早苗
Sanae Hattori 2009年参加
日本/キルト作家

東京に生まれる。女子美術短期大学服飾科卒業。1970年代より日本伝統デザインを駆使したキルト作品を30年間、一貫して制作している。1986年アメリカ、国際キルトフェスティバル入賞以来、世界12ヶ国での受賞は50作品、国内美術展は60回を越え、2001年ニューヨークの美術館の永久所蔵作品となる。

服部 早苗さんから ひとこと
ヤモリデザインについて、戦国武将にまつわるユニークなデザインを捜している時にこのデザインを思いつきました。私の家にいたヤモリを時間をかえてスケッチしました。今回の参加について私の仕事は常に布に触る毎日です。手に体に優しいオーガニックコットンは必要不可欠な素材であり、未来の子供達に安全な布を残したいと思います。

花村 えい子
eico hanamura 2009年参加
日本/漫画家

少女マンガの草分けとして1958年のデビュー以来、現在も現役で活躍中の花村えい子は2008年に画業50周年を迎えました。2007年パリで開催された展覧会への出品をきっかけに、彼女の1960年代の作品が脚光を浴びることになりました。

花村 えい子さんから ひとこと
地球も人も幸せになるようにやさしくつつんであげたいです。やさしい絵で包んだら気持ちもやさしくなるかしら。

INORAN
INORAN 2011年参加
日本/ミュージシャン

数々の伝説を誇るバンド「LUNA SEA」のギタリスト。ソロ活動も平行し、オリジナルアルバム7枚を発表。独自の間を持ち、センス溢れる心地よいサウンドは他のアーティストの追従を許さない。
オフィシャルサイト:http://inoran.org

INORANさんから ひとこと
このような企画に参加させてもらえて非常に光栄です。自分が少しでも役に立てればうれしいです。

遠藤 寛
Hiroshi Endo 2011年参加
日本/デザイナー

NYで経験を積み、2002年ブルックリンにて地域密着型ブランドCarrollGardens設立。ピースで洒落の効いた作品で、ファション性と環境保護を両立している。近年は、国内製造者のサポートに力を入れMADE IN NIPPONの魅力を訴求。
http://www.ny11231.com

遠藤 寛さんから ひとこと
Carroll Gardens Worksは「触媒」でありたいと思っています。男と女、大人と子供、お金持ちと貧乏人、民族、人種、宗教、文化……。対立しがちな多様性を、Carroll Gardens Worksが触媒になってモノやコトに結実させ、エネルギーに換えていきたい。目標は世界平和! といいたいところですが、まずはできることからできる範囲で。「環境保護」と「消費」を結びつけ、100%オーガニックコットンのプロダクツとファッションの楽しさを生むことから提案しています。今回のTシャツデザインでは、ヒトと動物との共存共栄をテーマとし、人が作り出したのもの象徴ともいえるビル群と動物を一緒に表現する事によるミスマッチで、都会にいるとつい忘れがちな彼ら(動物達)の存在と、同じコットン製品でも、その背景で明らかに意識が違うオーガニックコットンの存在を重ね合わすように表現している。

鎌倉 舞香
Maika Kamakura 2011年参加
日本/砂浜美術館アート展受賞者(小学生)

2003年高知生まれ。高知市在住。高知県黒潮町でNPO砂浜美術館主催の第21回Tシャツアート展でアーティストTシャツ賞受賞。絵のタイトル「大好きな私の家族」

鎌倉 舞香さんから ひとこと
絵のタイトル「大好きな私の家族」

コンドウアキ
Kondo Aki 2011年参加
日本/キャラクターデザイナー

キャラクター商品メーカーにデザイナーとして勤務中、『リラックマ』などのキャラクター原案・商品企画を行う。2003年フリーになり、「うさぎのモフィ」などのキャラクター作成や、「トリペと」などエッセイマンガを出版。他にもイラストやマンガなど多岐に渡って活躍中。http://www.akibako.jp/

コンドウアキさんから ひとこと
「植物を、人間を育てる水。そうして、大きくなっていく緑。子供たちが大きくなっていく地球が、水と緑でいっぱいでありますように。願いをこめて、描きました。近くでみたら、水滴に。遠くでみたら、森にみえるよう、遊び心を入れてつくらせていただきました。みなさんに楽しんで着ていただけると嬉しいです!」

合田 経郎
Tsuneo Goda 2011年参加
日本/アニメーション作家

CMディレクターを経て、2003年(株)ドワーフを立ち上げ、アニメーション作家へと転身。NHK「どーもくん」や「こまねこ」など、こま撮り作品を制作するかたわら、キャラクターデザイン、絵本の執筆など創作活動は多岐に渡る。http://dwarf.co.jp/

合田 経郎さんから ひとこと
「森で育ったヴォルクは、なんとオオカミとぬいぐるみのハーフなのです。自然や動植物達と、もっともっとわかりあえたらいいな。なんて思いを込めて作ってみました。」

坂本 章博
Akihiro Sakamoto 2011年参加
日本/通所型施設勤務

1972年生まれ、札幌在住。以前作業に通っていた福祉施設の創作活動の時間に描き始める。同じ時間に、同じ場所でたんたんと自分のペース、スタイルで制作する。

坂本 章博さんから ひとこと
Q:今回のテーマは?描く際難しかったところは?水々しさとおいしさを求めて描きあげました。おいしさを出す所が一番苦心しました。Q:いつもどのような思いで絵を描いていますか?無心になりながら描いています。Q:今後の抱負は?現在は、アニメーションを絵画流に制作することも楽しんでいます。Q:インターネットやTシャツを見てくださった方にメッセージをお願いします。たくさんの方にTシャツを着ていただけると嬉しいです。

渋谷 ザニー
Shibuya Zarny 2011年参加
ビルマ/ファッションデザイナー

1985年生まれ。ファッションデザイナー、クリエイティブディレクターとして数社のアパレルブランドと契約。ドラマの衣装や数々のミュージシャン、アーティストのステージ衣装、レーシングチームのユニフォームなどを手掛ける。2009年夏には映画とファッションブランドのコラボレーションとしてフィルムコレクションを展開し話題となる。

本田 亮
Ryo – Honda 2011年参加
日本/環境マンガ家、カヌーイスト

1953年東京生まれ。CMプランナーとしてピッカピカの1年生など数多くのCMキャンペーンを手掛ける。1989年より環境マンガ家として活動を開始し、環境問題を楽しく伝える「エコノザウルスの環境ユーモアイラスト展」を日本各地で開催。地球環境大賞などの賞を受賞。

本田 亮さんから ひとこと
環境問題を明るく楽しく伝えるユーモアイラストを描き続けてきて20年。オーガニックコットンTシャツプロジェクトに参加できてとてもうれしく思います。Tシャツの絵柄を考えるに当たり、できるだけ可愛く親しみやすいものにしてみようと考えました。そこで出来たのが、白クマが泥だらけになって黒クマになってしまうシーン。白クマは環境問題の被害者の象徴です。このTシャツが私たちの未来を考えるきっかけになればいいなと思ってます。

山本 博
Hiroshi Yamamoto 2011年参加
日本/翻訳家、弁護士

長年世界のワイン醸造、ことにブドウ栽培の美地を観察、取材している。その中で地中の中で重要な働きをする微弁護士。ワイン関係翻訳者。1931年横浜生まれ。早稲田大学院法律科修了。生物を殺してしまう農薬・化学薬品の弊害を痛感。主要なワイン生産者が多くの困難と斗って有機農法に取り組んでいる姿に感激。ビオワインの共鳴者になる。著書に「シャンパンのすべて(河出書房新社)「日本のワイン」(早川書房)「ワインの歴史」(河出書房新社)ほか多数。

山本 博さんから ひとこと
「地球を生かすためにみんなで協力しあいましょう!!」

山本 益博
Masuhiro Yamamoto 2011年参加
日本/著述業(料理評論家)

1948年東京生まれ。卒論「さよなら名人藝」がデビュー作。現在は料理評論が中心だが、落語、音楽、スポーツなどのジャンルで「職人仕事の完璧主義者」がテーマ。著書に「人間味という味がいちばん美味しい」など多数。最新刊は、「立川談志を聴け」(プレジデント社)審査員特別賞、文芸春秋漫画賞他、受賞。

山本 益博さんから ひとこと
「美味いものを食べるより、ものを美味しく食べよう」をモットーに料理の仕事を続けていますが、「素材の質が生命」であることはすべてに通じます。自然と共に生きることの大切さをこのプロジェクトで再確認しました。

石飛 博光
Hakko Ishitobi 2013年参加
日本/書家

1941年北海道赤平市生まれ。金子貎亭に師事。96、04、08年NHKテレビ趣味悠々「書道」講師。2011年毎日芸術賞受賞。個展開催12回。著書「ほっとする禅語70」他多数。日展評議員、毎日書道会理事、創玄書道会理事長。

石飛 博光さんから ひとこと
中国の古文から書きました。氏族の紋から書きました。絵みたいなもの。TAKAI TAKAI(たかい、たかい)と
子供をかかえあげている姿を思いながら書きました。

枝元 なほみ
Nahomi Edamoto 2013年参加
日本/料理家

〈料理研究家 と自称するのがちょっと恥ずかしい料理家〉〈食べる〉と〈生きる〉はくっついている、をテーマに料理やレシピを考えるのが仕事。農業支援を目的とした一般社団法人〈チームむかご〉を主宰する。
http://mukago.jp/

2011・3・11の震災後は、被災地での仕事作りのための〈にこまるプロジェクト〉もすすめている。

枝元 なほみさんから ひとこと
2011・3・11の震災後に、〈にこまる〉という名前の、てのひらでコロコロと丸めて作るクッキーを作り始めました。今は被災地で作り、それを非被災者の私たちが買って支える〈にこまるプロジェクト〉というプロジェクトに発展しました。たくさんの人たちと一緒に手を使って食べるものを作り、つながっていくことの力強さに改めて気づきました。人が作るものを大切にして、循環可能な世界を志向したいです。それは食べ物を選択することにも、オーガニック・コットンを選ぶことにもつながっていくのだと思っています。きっと今は、豊かさの意味が変わっていく時期なのだと思います。ウレシイホウヘ、アカルイホウヘ。

太田 康介
Yasusuke OTA 2013年参加
日本/フリーカメラマン

1958年9月23日生まれ。滋賀県出身。日本写真家協会(JPS)会員。アフガニスタン、カンボジア、旧ユーゴスラビア連邦など紛争地帯、北朝鮮など取材。2002年に猫(とらとまる)を飼いだしてからは、猫のかわいさに引き込まれ、ペットなどの動物を被写体とした撮影もするようになる。ブログ「うちのとらまる」http://ameblo.jp/uchino-toramaru/

太田 康介さんから ひとこと
福島第一原発20キロ圏内「警戒区域」に取り残されたダチョウ。異国に訳も分からず連れて来られ、そして人間の都合で見捨てられても必死で生きていました。現在は何とか生きてはいますが、この先の彼らの未来はないのかもしれません。もう二度とこのようなことは起こしてはならないという気持ちを込めて写真を提供させていただきました。どうか皆様の心に、のこされた動物たちの無念が届きますように。

Orange Canvas
(NPO法人ネットワークオレンジ)
Orange Canvas(NPO Network Orange) 2013年参加
日本/福祉・まちづくり団体

宮城県気仙沼市を拠点に、知的・発達障がいを抱えた人たちの社会参加支援と、障がいの有無に関わらず誰もが暮らしやすいまちづくり活動を行っている。昨年の東日本大震災での被災にもめげず、被災地の創造復興を目的とした実践型ビジネススクール「共に創ろう!東北マルシェ」を主宰するなど、既存の福祉団体の枠に囚われない活動で注目を集めている。Orange Canvasは、ネットワークオレンジとプロのデザイナーによる、障がいの有無や世代を超えて「想いを表現する」ことをコンセプトにしたコラボブランド。
公式HP http://network-orange.jp

Orange Canvasさんから ひとこと
Orange Canvasのブランドコンセプトは「想いを表現する」ことです。デザイナーの手を借りながら、年齢、才能、そして障がいの有無といったあらゆる垣根に縛られることなく、想いをデザインに映し出しました。ネットワークオレンジに通う知的・発達障がいを抱えた子たちの自由な想いがこのデザインには込められています。

下田 昌克
Masakatsu Shimoda 2013年参加
日本/絵描き

1967年兵庫県生まれ。94年から2年間、中国、チベット、ネパール、インドそしてヨーロッパを旅行。その旅行中から会った人たちのポートレイトを描き続けている。著書に2年間の旅行の絵と日記をまとめた「PRIVATE WORLD」(山と渓谷社)、絵本「そらのいろみずいろ」(小峰書店)、バリ島でのスケッチブックをまとめた「バナナの蜜」(講談社)。「ヒマラヤの下インドの上」(河出書房新社)など。

下田 昌克さんから ひとこと
オーガニック、有機は、WILD、野生にも近づくような気がしたので。

天 遊
Ten-You 2013年参加
日本/古代文字アート書家、フリーアナウンサー

「自然に生かされている」という思いが込められた古代文字の甲骨・金文。自己チューな21世紀こそ必要なメッセージと思い、古代文字アーティスト集団天遊組をつくった。独自のライブアートやワークショップを海外でも展開。同時に、日本の伝統職人、匠の素晴らしさも伝えている。

天 遊さんから ひとこと
①これからのオーガニックコットンへの、ゆるぎない精神を表現すること。②次の展開へのエールをおくること。③99人のデザインと、かぶらないこと。生まれたのは、心意気の力強い一本線に、1000人のアーティストをイメージするメッセージだった。それを横にしてみたら、なんと、職人マイスターになっていた。名付けて、オーガニックコットンの匠オヤジ。守り神のテントウムシとともに、これからも応援します!

永井 一史
Kazufumi Nagai 2013年参加
日本/ アートディレクター

1961年生まれ。2003年、㈱HAKUHODO DESIGNを設立。2007年デザインを通じてソーシャルな課題解決に取り組む、+designプロジェクトを立ち上げる。毎日デザイン賞、クリエイター・オブ・ザ・イヤー、ADC賞グランプリなど受賞多数。

永井 一史さんから ひとこと
オーガニック・コットンの編み目を表現してみました。

福島 治
Osamu Fukushima 2013年参加
日本/ グラフィックデザイナー

1958年広島生まれ。「デザインにおける社会貢献の可能性」をテーマに様々なソーシャルプロジェクトを企画、実施している。東北復興支援として、ユニセフ祈りのツリープロジェクト、JAGDA「やさしいハンカチ展」。ライフワークとして、障害者アートライブラリー「アートビリティ」の活動支援などを行っている。

福島 治さんから ひとこと
人類は自らの欲望を満たすために消費を繰り返し、地球環境を危機的状況にしてしまいました。近年、そうした失敗にようやく気づきました。「Ooops!」我々は問題に目をつぶるのではなく、解決のためにアクションを起こすことが必要です。

CHOB ONE
Hidetaka Matsumura 2013年参加
日本/Art Director&Aerosol Artist

大阪でArtを始め、数々のLIVE Paintに参加。その後、Art Director&DesignerとしてCDJKを始め、数々のデザインを制作。(B’z, 倉木麻衣、BREAKERZ, etc)現在、Artや東北復興支援に力を入れている。http://www.chob1.com

CHOB ONEさんから ひとこと
ドクロは死を転じて生を拾うという良い意味を持ち、平等の象徴でもあることからドクロとカラフルなオリジナル柄を融合したデザインをイメージしました。

葉 祥明
Shomei Yoh 2013年参加
日本/絵本作家

葉祥明【本名:葉山祥明】1946年熊本市生まれ。1990年創作絵本『かぜとひょう』でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞の他、1997年には絵本『地雷ではなく花をください』で日本絵本賞読者賞を受賞。北鎌倉と阿蘇に美術館がある。

葉 祥明さんから ひとこと
オーガニックコットンは大地にも、人にも優しい自然の恵み!自然であることは地球といのちを愛することなのです。