日本オーガニックコットン協会は、人と地球を守る活動をしています。
日本オーガニックコットン協会は、人と地球を守る活動をしています。

Japan Organic Cotton Association

日本オーガニックコットン協会

特定非営利活動法人(NPO)日本オーガニックコットン協会は、「オーガニックコットンの生産量を10%に」「きれいな地球を子供たちに」をスローガンに、1993年よりオーガニックコットン製品の普及啓蒙活動及び国際認証活動をサポートしております。

オーガニックコットンに関する私達の想い、JOCA憲章、協会概要・組織・沿革、理事役員のご紹介をさせていただきます。

Vision

私達の想い

オーガニックコットンで、生産・製造者から生活者まで、そして地球環境に潤いを

JOCA(日本オーガニックコットン協会)が特定非営利活動法人(NPO法人)としてスタートした2000年には、3万以上あった国内繊維業の事業所が2017年には1万社ほどに、また、2000年当時80%弱だったアパレル市場の輸入浸透率は、2018年には97.7%と国内自給率が3%を切っています。さらに、世界の繊維生産量においては、1990年代中頃に5割以上あった天然繊維の比率が、現在では約3割まで落ち込み、化学合成繊維が7割となっています。

JOCAは、日本国内のオーガニックコットン製品の普及を通して、社会的弱者となりがちなコットン生産者たちの生活を守るとともに、生産・製造工程において環境負荷の軽減を目指しています。また、オーガニックコットンの普及により少しでも化学合成繊維の生産量を減らすことができれば、日々洗濯機から流れ出るマイクロファイバーの軽減につながり、プラスチックごみによる海洋汚染を減らすことも可能となります。

2015年に、国連でSDGsが採択され、世界中がサステナブルな社会を目指す動きが活発となったことで、オーガニックコットンに対する注目度が瞬く間に広まってきましたが、一方で、これまで20年以上にわたり私達が訴え続けてきた「オーガニックコットンの真の素晴らしさ」が置いていかれ、「オーガニックコットン」という言葉だけが一人歩きしてしまっているようにも感じてなりません。

私達JOCAは、「日本オーガニックコットン協会憲章」に基づく、オーガニックコットン製品を正しく普及・啓発してゆくことで、地球環境や生産者だけでなく、製造者や周辺環境への負荷を減らしてゆくとともに、一般社会や生活者の皆様に「オーガニックコットン」と「オーガニックコットン製品」を正しく理解していただける社会を目指してまいります。そして、国内の繊維産業を活性化させていくことで、「技術力のある、元気な日本」を応援していきます。

オーガニックコットンが、地球と私達の未来に、潤いを与えてくれることを、一人でも多くの方にお伝えできるよう邁進してまいりますので、よろしくお願いいたします。

2022年3月
特定非営利活動法人 日本オーガニックコットン協会
理事長 前田 剛

ロゴマークについて

JOCAのシンボルマークはデザイナーの秋田寛さんのデザインによるもので、有機栽培で育てられたコットンボールをモチーフにしています。大自然の恩恵を受けて、実を結ぶ綿花の力強さと、コットンのやわらかさを融合し、ゆるやかな円弧によって表現しました。赤い正円は日本の象徴であり、オーガニックコットンの普及活動に注ぐ情熱を表しています。オーガニックの地球・人間に対するやさしさと、ゆるぎない強い信念をこのマークに託しています。
より多くの人たちに認知され、広く普及していくことを心より願っています。

秋田寛

Charter

JOCA憲章

生活に密着したコットン製品は原綿の栽培から紡績、製織編、加工、流通と農業・工業・商業の3つの業を経て、長い時間をかけ、多くの人びとの手によって消費者の手許に届きます。

私達はその全ての工程の中で、人と環境を守るために最善の努力をはらい、オーガニックコットン製品の普及を通じてよりきれいな地球を子どもたちに残していきます。

JOCA憲章

■ 私達は、遺伝子組換をしない種を使用して、出来るだけ化学薬剤を使わずに、有機的な方法によって害虫や土壌を管理するオーガニックコットンの原綿を使います。

■ 私達は、オーガニックコットン製品の生産・製造工程においても、環境や人体への負荷を抑え、児童労働および人道的搾取をしない方法を取ります。

■ 私達は、Made in Japan にこだわり、日本の技術を使い、オーガニックコットンの良さを最大限に引き出すように努めます。

■ 私達は、顔の見えるものづくりを徹底させ、トレーサビリティを確保し、安心・安全を提供します。

■ 私達は、より多くの人たちにオーガニックコットンの良さをつたえ、啓蒙普及に努めます。

Overview

協会概要・組織・沿革

協会概要

正式名称 特定非営利活動法人 日本オーガニックコットン協会
代表者 理事長 前田 剛
住所 〒160-0015 東京都新宿区大京町29番地 作道ビル302
Tel 03-3341-7200
※リモートワーク中のため、留守番電話の場合がございます。お問い合わせページからご連絡いただきますようお願い致します。
E-mail inquiry@joca.gr.jp

組織図

JOCAの沿革

1993年 テキサスオーガニックコットン協会発足
1995年 アーティストTシャツ展開始
2000年 11月28日 NPO法人 日本オーガニックコットン協会として発足
認証基準(PURE・BLEND)の作成開始
「エコプロダクツ2000」初出展
2001年 認証業務の開始(糸・生地・タグ申請)
JOCAホームページの開設
2002年 認証マーク(PURE dyed/printed)の追加
会員募集 法人準会員、モニター会員を設ける
【GOTS】デュッセルドルフのINTERCOTで国際的に認証基準を統一するためのワークショップ開催、JOCAを含む5団体のIWG国際作業部会が組織され、統一基準策定作業が始まる
オーガニックコットンミニBOOK作成
2003年 認証基準一部改定
アーティストTシャツネット販売開始
アーティストTシャツカタログ作成
2004年 認証基準一部改定
ホームページ全面リニューアル
コットンストーリーBOXの販売開始
「オーガニックEXPO2004」初参加
2005年 【GOTS】認証基準の国際化につきドイツにて定例会議
【GOTS】シカゴのINTERCOT会議で、Global Organic Textile Standard第1版が公表
ポスター作成「あなたのために、できること」
アーティストTシャツ展示・販売会
「BioFach Japan オーガニックEXPO2005」初出展
2006年 「アースデー東京2006」初出展
「エコライフフェアー2006」初出展
2007年 基準書一部改定
2008年 【GOTS】認証基準の国際化につきドイツにて定例会議、Global Organic Textile Standard第2版を公表
2009年 【GOTS】認証基準の国際化につきドイツにて定例会議
GOTS認証、日本で開始 第1.2.3回説明会の実施
認証基準(Organic PURE /Organic BASIC)改定
オーガニックコットン製品認証方法転換に関する検討会議の実施
2010年 経済産業省繊維課のもと独立行政法人中小企業基盤整備機構は『オーガニックコットン表示ガイドライン策定に係る報告書』を発表、それに基づく『オーガニックコットンに係る表示ガイドライン』が業界に配布された
2011年 JOCA認証業務、認証タグ発給終了新しく「会員タグ」を開始
【GOTS】Global Organic Textile Standard第3版を公表
2012年 JOCA会員タグ「JOCAタグ」「ファミリータグ」発給決定
2013年 JOCAファミリータグに国内オーガニックコットン栽培活動を応援する目的で支援金を付加することを開始
2014年 アーティストTシャツ参加アーティスト100人達成し、100Artists Organic Cotton Tshirtsとなる
オーガニックコットン販売士資格検定講座開講
小冊子「どうしてオーガニックコットン?」改訂
【GOTS】Global Organic Textile Standard第4版を公表
2015年 JOCAホームページ全面リニューアル
Facebook「オーガニックコットンプラットフォーム」開設
第二期オーガニックコットン販売士資格検定講座開講
2016年 第三期オーガニックコットン販売士資格検定講座開講
2017年 第四期オーガニックコットン販売士資格検定講座開講
2018年 第五期オーガニックコットン販売士資格検定講座開講
2019年 第六期オーガニックコットン販売士資格検定講座開講
2020年 第七期オーガニックコットン販売士資格検定講座開講
オンラインとハイブリッドで開催
2021年 第八期オーガニックコットン販売士資格検定講座開講
オンラインとハイブリッドで開催
「OLE(オーガニックライフスタイルEXPO)2021」出展
2022年 JOCAホームページ全面リニューアル

Director introduction

理事紹介

JOCAでは、8名の理事と1名の監事、1名の顧問からなる理事会を組織し、意思決定機関として協議の上、決定を行っております。